SAAB 9-3 Cabrioletの歴史
ここでは1998年にSAAB9-3カブリオレが出て以来のイヤーモデル毎の違いをまとめてあります。
米国ではカブリオレのViggenモデルがあったりしますが、ここでは日本での正規輸入モデルのみを対象としています。
カブリオレを含めた全車種共通の変更点については書いてありますが、カブリオレに関係しない他のモデルについての変更点は書いてありません。
1998年モデル(1998年6月)
9-3 SE2.0T Cabriolet 535万円
9-3 2.3i Cabriolet 480万円
- 1,100個所以上の改良を施し900から新9-3シリーズへ
- SE2.0T 最高出力185PS/5,750rpm、最大トルク23.5kg-m/2,000rpm
2.3i 最高出力150PS/5,700rpm、最大トルク21.4kg-m/4,300rpm
1999年モデル(1998年11月)
9-3 2.0t Cabriolet 480万円
9-3 SE2.0T Cabriolet 535万円
- 最高出力154ps/5,500rpm、最大トルク22.3kg-m/3,600rpmのライトプレッシャーターボ付新型直列4気筒エンジンを搭載した「9-3 2.0t」をラインナップ
- オートエアコンディショナーを標準装備
- 9-3 2.3iはラインドロップ
2000年モデル(1999年11月)
9-3 2.0t Cabriolet 490万円
- ウッドインストルメントパネルを標準装備
- 運転席にパワーシートを標準装備
- キーレスエントリーを新装備
- 9-3 SE2.0T Cabrioletはラインドロップ
2001年モデル (2000年11月)
9-3 2.0t Cabriolet 495万円
- メタリックペイント及びメタリックマイカペイントを無償化
- 一体型リモコンキーを標準装備
- ホワイトサイドインジケーターの採用
- ロゴマークの変更(従来のマークからSCANIA文字を削除)
- ボディー同色ドアミラーの採用
- トルク重視の新世代エコパワーターボエンジンを搭載
最高出力110kw(150ps)/5,500rpm、最大トルク240Nm(24.5kg-m)/1,800rpm
※ 外観上の違いとしてリア右側に鮫のヒレのようなアンテナがつきました。これはGMグループが北米で行っているOnStarという衛星を使ったドライバーサービスのためのアンテナです。日本では全く機能しません。
2002年モデル (2002年2月)
9-3 SE 2.0t Cabriolet 480万円
9-3 Aero 2.0TS Cabriolet 530万円 (MTモデル 520万円)
- Aeroモデルを設定(以下はAeroの特徴)
- 特別チューンの2.0ターボエンジンを搭載
最高出力151kw(205ps)/5,750rpm、最大トルク250Nm(25.5kg-m)/1,900rpm(AT仕様)
最高出力151kw(205ps)/5,500rpm、最大トルク280Nm(28.6kg-m)/2,200rpm(MT仕様)
- 「Viggen(ヴィゲン)」の内外装(一部異なる)
- 特別発注で5速MT仕様を用意
- 盗難防止アラームを採用
2003年モデル (2003年3月)
9-3 SE 2.0t Cabriolet 480万円
9-3 Aero 2.0TS Cabriolet 530万円
- 新たなカラーコンビネーションのインテリア(SE 2.0t Cabriolet)
- その他は2002年モデルと変更なし
※ 2004年からは9-3SportSedanベースの全く新しいCabrioletになると予想されます。2003年モデルがOld9-3シリーズ最後のカブリオレでしょう。
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