リアスピーカーの交換

フロントドアスピーカーを交換し、普段はほとんどフロントスピーカーのみで聞いていました。しかしオープン時には全体から音を出した方が周囲の音に消されず聞きやすいようです。そうなってくるとフロントの3wayに較べてリアの貧弱さが気になってきます。そこでフロントに続きリアスピーカーも交換することにしました。

スピーカーの選定

リアのスピーカーはフロントと同じ大きさの2wayということが判っていますので、16-17cmの2wayスピーカーから選びます。フロントがDLSなのでリアもDLSにすることにし、2wayでフロントと同じようなもの、ということでDLS RS6Aを選択しました。同じ16.5cmのR6Aの方がノンプレスペーパーコーンという特徴のあるスピーカーで価格も大差ないのですが、フロントとのバランスを考慮し、敢えて選びませんでした。
届いたRS6Aを確認するとトゥイーターとミッドバスのネットワークがそれぞれ独立してついていました。(左右で計4個)

DLS RS6A
RS6Aの片チャンネル側です。ネットワークはトゥイーター用とミッドバス用の2つ。この他にグリルやミッドバス用ケーブルも付属しています。

スピーカー取り付け

スピーカー取り付け状態確認

スピーカーの取り付け状況をみるためにまずはリアトリムを外します。
まず、リアシートの座面を外します。手前がフックで止まっているだけなので、手で座面を持ち上げた後に引き抜けばOKです。
するとリアトリムの座面で隠れていた部分にねじが2本見つかるので外します。次にフロントシートベルトの巻き取り口の脇にあるねじ1本を外します。さらにリアトリム上面部分にあるルーフピラーの格納カバーの上面パネルを外します。これはクリップ留めになっていますのでひっぱって外すだけです。

リアトリム
座面を外したところです。リアトリム下の黒いねじ2本を外します。
シートベルト部
シートベルト引き出し部脇のねじ1本を外します。
上部格納カバー
リアトリムを外すときはこのカバーを取らなくても良いですが、戻すときには取らないと戻せません。
リアトリム内部
リアトリム内部。スピーカーの周囲はスポンジが詰まっています。

これでリアトリムを上方向に引き上げると外れます。トゥイーターがトリム側にあるので手が入るようになったらコネクタを外します。シートベルトが通っているのでリアトリムを完全に取り外すことはできません。しかしベルトを伸ばせば作業に邪魔にならない場所に置いておくことができます。
スピーカーを見るとミッドバスは4本のねじで止まっていました。周囲にはスポンジが詰まっています。ねじを外すと奥行きはものすごくありますので、16-17cm口径ならどんなスピーカーでも入るでしょう。
問題はねじ穴の間隔で直径156mmの円周上の上下左右に4本のねじ穴があります。これは、ちょうど16-17cm口径の一般的なスピーカーを止めるねじの直径と同じです。つまり、同口径のスピーカーを直接ねじ留めできることになります。逆に言えばバッフルボードを使って留めるなら上下左右に座ぐり加工でねじ留めして、スピーカー自体は45度角の場所4箇所でねじ留めしなくてはなりません。
トゥイーターはトリム側にプラスチック溶着により留まっていました。

スピーカー穴
ミッドバススピーカー穴。16-17cm口径のスピーカーがちょうどそのまま留まる大きさです。
純正トィーター
フロントと同じトゥイーターがプラスチック溶着留めされています。

スピーカー取り付け

最初はインナーバッフルとしてフロント用のものを流用したのですが、サイズが全然合わず、あまりに無理矢理でした。

やっつけリアバッフル
干渉する上部を切り、無理矢理ねじ穴を開けた強引な取り付け…
とりあえずリアスピーカー
当時は純正フードを流用

見えないとは言え、あんまりな出来栄えなので寸法を合わせたインナーバッフルを用意することに。サイズを調べると、ゴルフIVのフロントスピーカーとねじ穴の位置が全く同一な事が判りました。そこでゴルフIV用のインナーバッフルとして市販されているアルパインのKTX-V171Bを購入。サイズはぴったりだった上に添付されているボルトも純正スピーカーを留めていたものと径もピッチも同一、添付ナットを使わずにボルトだけでそのまま締めることができました。このインナーバッフルは厚さが38mmもあるため純正フードは奥行きがありすぎて流用できず、普通にエプトシーラーを外周に巻いてフードとしました。

[2008.08.21追記]
現在アルパインのKTX-171Bは生産終了になっています。同じゴルフIV用のインナーバッルフがパイオニアよりUD-K506として販売されていますので、こちらが適合すると思われます。

KTX-V171B
アルパインKTX-V171BはまるでEOSのリア用に作られたよう…
リアスピーカー完成
あまりの厚みに純正フード流用不可。エプトシーラーはフロントインナーバッフル、パイオニアUD-K507添付のもの。

トゥイーターは、トリムについていた純正の穴と大きさがほぼぴったりだったため、強力両面テープでとめてから、自己融着テープで巻いてしっかり固定しました。

T25
RS6A付属のトゥイーターT25を合わせると直径がトリム穴にほぼぴったりでした。
T25の固定
隅に両面テープを貼って留めた後、自己融着テープ(≠ビニールテープ)を巻きしっかり固定。

ネットワークはスピーカー脇のスポンジ部にあった空間に押しこむことにしました。熱が心配だったのですが、このネットワークはほとんど発熱しない事を確認しました。リアは以外と空間が無いので大型のネットワーク取り付けは要注意です。

ネットワーク
スポンジの隙間に押し込むのでガタつかないはずですが、念のためプチプチでくるみました。
ネットワーク
ネットワークはこの隙間に押し込みました。

スピーカー取り付け結果

同じメーカーで揃えたため、音量バランスをセンターにするとほぼ同じように鳴るようになりました。また、音質も同傾向でフロントと合っています。これでオープン時にもあまり音量をあげずに音楽が聞こえるようになりました。

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2007.11.24

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