お知らせ

2006年11月にSAABを手放しました。このページは残りますが、更新はされません。

オーディオ一体型カーナビユニットの取り付け

2DINでMD,CDと一体となったカーナビを取り付けました。SAABのオーディオはCDのみのシステムなのでそれに不満がある人にはベストな選択でしょう。 カーナビ本体やモニタの取り付け場所に頭を悩ます必要もありません。ここではパイオニア製を取り付けました。 テレビ用のアンテナの取り付けについては別途紹介しています。ここでは、純正オーディオの交換過程のみを説明します。

純正オーディオを交換する時の注意点

用意するもの

カッターナイフ
工作用の大型のものが良い。
トルクスドライバー
車載工具。
金のこ
100円ショップで売ってるものでOK。
マツダ車用2DINフィッティングキット
カーショップで販売。欧州車汎用として売っている場合もあり。
配線キット
欧州車汎用のもの。フィッティングキットに付属しており、それが使える場合もある。
ISO-JASO変換プラグ
ラジオアンテナの変換プラグ。フィッティングキットや配線キットに付属している場合もある。
テスタ
配線を探したり、接続を確認するのに必要。安いもので構わない。2,000円以下であるはず。
カーナビ本体
オーディオ一体2DINタイプのもの。2002年6月現在ではパイオニア、エクリプスから出ている。
カーオーディオフィッティング情報
SONYが公開している9-3用のものを印刷しておく。

純正オーディオを外し、2DIN用フィッティングキットを取り付ける

  1. 純正オーディオを外す。両サイドの穴に取り外し工具を差し込めば外れる。無ければ棒(精密ドライバなど)4本で代用可能。
  2. オーディオがはまっていた金属枠を外す。かなりがっちりはまっているので少し歪めてしまうぐらいのつもりで外す。
  3. SIDを裏から押して外す。
  4. SIDがはまっていた金属枠を外す。こちらの方がオーディオの枠よりゆるい
  5. SIDとオーディオの間にあるプラスチック製の桟を、両端からカッターナイフを使って切り取ってしまう。手前のパネルのグレーの部分と奥に黒い部分があるが、両方とも根気良く切り込みをいれれば切り取れる。
  6. SIDの金属枠を加工する。ハトメを壊してドリンクホルダー部を取り外す。(ドリンクホルダーはオプションなのでただのグレーの蓋がある部分)
  7. ドリンクホルダー部の枠が両サイドの上半分残ってしまうのでSIDを囲う枠だけ残し、でっぱった部分を金のこで切る。
  8. SIDの枠とマツダ車用フィッティングキットの枠を同時にはめる。上下方向がキツキツのはずだが、少しづつ奥まではめ込む
  9. 枠の爪を折り曲げて固定する
  10. SIDをはめ込む。コネクタを接続しておくのを忘れずに。手順としては枠をはめる際にあらかじめSID(コネクタ接続済)をつけておいた方が楽かもしれない。
SID枠改造前の写真
改造前のSID枠です。
SID枠改造後の写真
金色の4箇所のハトメを壊して下の部分をとった所。この後さらに左右にある下へでっぱった部分の左側を切り取る作業を行う。
桟切り取り前の写真
ダッシュボードに残った桟をこれから切り取るところ。以前の工作で桟の下半分と後ろの板は既にありません。
取付け金具はめこみ直前の写真
取付け金具をはめ込む直前のダッシュボードです。桟を取ってしまったのでSIDまでがらんどうです。
取付け金具はめ込み後の写真
取付け金具をはめた直後です。左右方向はぴったり、上下方向はきつきつです。

車速パルス、イルミネーション、バック信号を用意する。

基本的な配線は配線キットを使えば元のオーディオで使っていた線から取ることができます。ただし、バック信号、イルミネーション信号、車速パルスは 来ていませんので別の箇所から取る必要があります。
それぞれ以下の箇所から取ることができます。圧着コネクタを利用して分岐し、オーディオ廻りまで配線を持ってきてください。

引き出したライトスイッチの写真
ライトスイッチは単に手前に引っ張ればご覧の通り簡単に外れました。

カーナビ本体、GPSアンテナなどを取り付ける

フィッティングキットを使えばカーナビ本体の取付は国産車のオーディオと大して異なるところはありません。キットについている取付説明書に従えば難しくはないと思います。
GPSアンテナやVICSユニット、音声認識用マイクなどもカーナビの取付説明書を参考に適宜配線すればOKです。

完成したヘッドユニット
これが完成したヘッドユニットAVIC-ZH77MD

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2002.10.11

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